鶏胸肉は低価格で、メインにもなる食材でどの家庭でもよく使う食材ですよね!
しかし、鶏胸肉を調理するとパサパサした食感になりませんか?
パサパサとした食感が苦手という方も多いかと思います。
そこで今回は鶏胸肉をしっとり柔らかくする方法についてまとめました。
よかったら参考にしてみて下さい。
鶏胸肉をしっとり柔らかくする方法5選について
繊維を断ち切る
① 繊維の向きの変わり目を3分割に切ります。
② 繊維の向きを見て垂直方向に切ります。
繊維を断ち切ることで加熱した時、繊維が収縮するのを防いでくれます。
繊維を断ち切るだけで柔らかさが格段に違ってきます!!
慣れるまでは繊維の向きを見極めるのが難しいですが、慣れてしまうと簡単です。
片栗粉又は小麦粉をまぶす
片栗粉や小麦粉をまぶすことで旨みを逃さずに肉汁の流出を防いでくれます。
茹でる場合にはプルプルとした食感になります。
焼いた場合には味付けした後、とろみがついておいしくなります。
フォークで穴をあける
肉に穴を開けることにより、水分が浸透しやすくなります。
調味液に漬ける際にはより水分が浸透しやすく効果UPです!
冷凍する
(調味液を入れて冷凍保存するほうが柔らかくなります。)
冷凍保存することによりお肉の繊維が壊れ、柔らかくなります。
また、柔らかくなるだけでなく味も染み込みやすくなるのですよ。
調味液等に漬ける
日本酒に浸けこむ
日本酒は弱アルカリ性のため筋繊維がほぐれ、お肉を柔らかくしてくれます。
また、多くの水分も保持することが出来るため保水性もUPします。
その他にもお肉の臭い消しにもなりますね。
加熱前に漬け込むことで肉の中まで水分を含ませ、加熱して水分が失われても肉内の水分が保たれて柔らかく仕上がるのですよ。
水、砂糖、塩に浸けこむ
砂糖には肉に含まれているタンパク質と水分を結び付ける働きがあり加熱しても水分を逃がさないのです。
塩には肉の細胞組織が締まり、水分が外に出てきそうになった場合に肉の細胞間が細くなっている分、水分が逃げづらくなるんです。
重曹水に浸けこむ
重曹に含まれている炭酸水素ナトリウムが、肉のタンパク質に働きかけ肉の筋繊維をほぐしてくれるのです。
そのためお肉が柔らかくなるのです。
オリーブオイル浸けこむ
漬け込んでいる間に肉中の酵素が働き、柔らかくなります。
塩麹に浸けこむ
塩麹にはタンパク質の分解酵素を含む為
漬けておくだけで柔らかくなるだけでなく旨味も増します。
下味も付いている為、味付けしなくても十分おいしいです♡
ヨーグルトに浸けこむ
ヨーグルトに含まれている酵素の働きにより柔らかくしてくれます。
ヨーグルトの臭いが気になる方はカレーなどの煮込み料理に使用するとカレーもまろやかになりおいしいです。
マヨネーズに漬け込む
マヨネーズに含まれている酢がタンパク質を分解してくれます。
また、マヨネーズの油分がお肉をコーティングしてくれるため水分が逃げにくくなるのです。
舞茸を一緒に漬け込む
舞茸のタンパク質分解酵素がお肉を柔らかくしてくれます。
また、舞茸の香りがお肉に移り、旨味もUPします。
舞茸と一緒に調理する際にはとてもおすすめかと思います。
鶏胸肉はなぜパサパサしやすいの?
鶏胸肉がパサパサとしやすい原因は加熱する工程でお肉の水分が外に出てしまうからです。
鶏胸肉は脂肪分が少ないため水分を多く含んでいます。
そのため、加熱することにより水分が抜け、パサパサとした食感となるのです。
なので、鶏胸肉をパサパサとした食感にさせないためには、加熱前にお肉の繊維を壊し、水分を含ませることが重要ですね。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
物価が高騰しているので低価格の鶏胸肉を使用したいご家庭も多いはず!
調理する前のちょっとしたひと手間で柔らかくジューシーな鶏胸肉となりますので是非お試しください^^
ご覧いただきありがとうございました♡
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